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葬儀の体験談・想い出

葬儀の体験談
葬儀

葬儀や葬式についての体験談や想い出を、皆様からお寄せいただきました。

お通夜や葬儀(告別式・火葬)は日常的な出来事ではない為、あまり経験する機会が少ない行事です。

お亡くなりになられた方を弔う方法は宗教の違いだけでなく、各地域での風習などにより葬儀の様式には違いがあります。

現代の葬儀の規模は縮小傾向にあり、特に首都圏などでは家族葬と呼ばれる家族と近親者のみでの小規模なお葬式が増えています。

葬儀に参列した体験談やマナー、喪主などの葬儀を出す側の体験談を、今後の参考にしていただければ幸いです。

【体験談1】祖母の葬儀には沢山の人が来てくれました 【体験談2】父の遺言で家族葬に
【体験談3】身内のお葬式で思う事 【体験談4】キリスト教の葬儀
【体験談5】葬儀の形式も時代とともに変化 【体験談6】お通夜に明るい色の着物とは?


葬儀の体験談|手元供養専門店【祈り美デザイン】

祖母の葬儀には沢山の人が来てくれました

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祖母の葬儀には沢山の人が来てくれました

【体験談1】

祖母は昔から人の世話をするのが好きで、近所の人からは勿論のこと、友人や親友からもかなり信頼されていたこともあり、祖母の葬儀の時は本当に沢山の人が来て下さいました。

私達はそれを見て、すごく驚きましたし、祖母の人柄の良さを改めて知ることが出来、涙が止まりませんでした。

そして祖母は花がすごく好きだったので、祭壇のお花はとても豪華で、数々の種類のお花があり、色もとても綺麗でした。
きっと祖母もすごく喜んでくれていたと思います。

私は普段からあまり誰かの為に何かをしようと思ったりしない方なので祖母の優しい部分はすごく尊敬をしています。

誰からも信頼される人になるのは、本当に大変なことだと思いますが、それをやってきたのが私の祖母なんだと思うと私も少しずつでもいいから、誰かの為に何かをしようと、その葬儀がきっかけで思うようになりました。

こうして一生を終えた時にこそ、どうやって生きて来たのかと言う結果が出るのだとその時に、しっかりと確信した私でした。


父の遺言で家族葬に

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父の遺言で家族葬に

【体験談2】

私はお葬式にこだわりはありません。

私の父は昔、葬儀屋の仕事、火葬の業務の仕事をしていたことがあります。そんな父からいいことから嫌な裏の話も聞いてきました。

そんな父は死に対しても、お葬式やお墓についてもこだわりもなく、戒名までもいらないという人でした。

2年前に他界したのですが、生前から死後のこと、お葬式の事について家族で話していたので突然の死でしたが、なんとか埋葬までなんの問題もなくできました。

生前、父が言っていた「死んだあとにお金なんかかけなくていい」って言葉をもっとうに私と母で取り仕切って行きました。

家族葬で、簡単に。お坊さんも呼ばず、戒名もつけず、納骨の時も身内と仲の良かった友人だけです。

私の旦那方はお葬式など、きっちりやる家庭なので信じられないような感じでしたが、それを近くで見ていた主人は、本当に身近な家族や友達がこうやってすぐに集まってくれて家族がやることまで手助けしてくれ天国へ見送ってくれて幸せだろうと言ってくれました。

私も父と同じ考えで、葬儀などは生きている(残された)人たちの見栄だと思います。亡くなられた本人はわからないのですから。

これで私たちの見栄やこだわりで父の時に葬儀をでかでかとして、対して仲が良かったわけでもなく、ただ付き合いで来ていただいてもただの見世物になっているような気持ちにしかなれなかったと思います。

しかし、これはこのような形を望んでいた父だからこそ思うことだとは思います。

子供を持って家族をもったら夫婦や子供たちに自分たちの葬儀についても話しておくのもいいかもしれないですね。


身内のお葬式で思う事

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身内のお葬式で思う事

【体験談3】

少し前主人の祖母が亡くなり、わたしも葬儀に参列をしてきました。

主人の祖母は以前から体調を崩していて、また高齢だったこともあり大往生とも言える亡くなり方だったので、葬儀そのものは穏やかな雰囲気で執り行われました。

それでも主人は落ち込み、義母や義姉も出棺の時には涙ぐんだりもし、それぞれの悲しみを目の当たりにして主人の家族の絆を感じ、わたしも少しだけもらい泣き。

結婚してからあまり会う機会はなかったのですが、いつも名前で○○ちゃんと呼んで可愛がってもらい、家族として受け入れてもらえて嬉しく思ったことが、つい最近のことのようで。

義理の実家は昔ながらの2世帯同居で、義母と義理の祖母との間には確執もあったようですが、それを感じさせなかったです。

主人も普段家にいるときは頼りなく、ボーっとしていますが、流石に色々思うところもあるのか神妙な面持ち。主人の家族皆の意外な表情を見た葬儀でもありました。

葬儀の後の食事会も終始和やかな雰囲気で、不謹慎かも知れませんが、良いお葬式だな…と感じました。きっと故人の人柄のおかげなのだと思います。まだ先のことになると思うのですが、わたしのお葬式もこういう雰囲気だと良いな。その為には、まず精一杯良い人生を送らないといけないですね。


キリスト教の葬儀

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キリスト教の葬儀

【体験談4】

最近キリスト教の葬儀に参列しました。

これまでにも何度かキリスト教の葬儀に参列した経験はありましたが、今回は地元でも大きな教会で行なわれたことも、あり特に印象に残りました。

最近の葬儀場で行なわれる仏教の葬儀は、IT技術の進歩に伴いスクリーンに故人の生前の映像を写すなど演出過多になっていくのを感じています。祭壇の飾りつけもやたらに花をたくさん飾って、こんなにたくさん必要なのかと毎回思っていました。

今回の教会の葬儀では、花などは最小限で遺影も小さなものでした。その代わりオルガンと指揮者と聖歌隊による清らかな賛美歌があります。

遺体を教会の中心に置いて、周りに親族・会葬者が取り囲むように座る配置も好ましいものでした。

久しぶりのキリスト教の葬儀に参列して、葬儀本来のあるべき姿を改めて考えさせられました。近頃の葬儀場での葬儀は商業主義的で演出過多になっています。

もっと葬儀本来の姿に戻すべきでしょう。私は過度な演出は不要だと思います。


葬儀の形式も時代とともに変化

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葬儀の形式も時代とともに変化

【体験談5】

先日、夫の上司の葬儀に参列した。
そこでふと思い出したことがある。

最近の葬儀は、葬祭会館や葬祭ホールなどで行うことがほとんどである。

わたしがまだとても小さい頃、わたしの地元はとても田舎だったので、誰か家族がなくなると自宅で葬儀を行った。

田舎なので、家の広さだけはあるので和室2間をふすまを取り払って大広間みたいにしていた。そこに近所の人が何十人もきていた。

葬儀後にふるまう料理も祖母や母が中心となって、近所のおばさんたちがみんな総出で作っていた。
どこから出てきたのだ、と思うくらい大量の皿や湯のみが置かれた。

夜までおじさんたちの盛り上がる声が響いていた思い出がある。近所で誰かなくなると、みんなその家に集まって同じことをした。

今となっては、そんなこともあったなあ、と思うけれどその時は母たちは本当に大変だったと思う。

今は、料理もぜんぶ仕出しで頼めばいいし、葬儀の準備も全部やってもらえる。まだそういうところもあるのだろうか。

時代は変わったなあ、とふと思う瞬間であった。


お通夜に明るい色の着物とは?

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お通夜に明るい色の着物とは?

【体験談6】

参列することはありましたが、自分が喪主側になったのは生まれて初めての経験でした。夫の父が亡くなったのです。すい臓がんでした。がんが判明してから2年のことです。

いろいろ、喪主側になって初めて知ることがありました。

喪主の女性は、黒の着物というイメージしかなかったのですが(私だけでしょうか?)御通夜は色喪服と言って、紫や赤の着物を着るので、びっくりしてしまいました。

紫はまだしも、赤なんて・・。(くすんだ、薄い赤ですが)色喪服は略礼装なのですが、あえて喪主がお通夜に着るのは、「黒喪服を準備できなかった」「そこまで 心がついていかない」というようなことを示すためのようです。

確かに黒喪服をいまかいまかと準備していた、というと感じが悪いかもしれませんが、いろいろ知らないことがあるので 自分の常識が世間の非常識にならないように、ちゃんと聞いておかないと恥をかきます。

あと、私の地元では町内の人からの香典には香典返し不要のきまりがあるそうで 助かりました。


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