お墓参りに対する考えの変化
お墓参り |
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お墓参りに対する考えの変化 | 【体験談2】 |
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私は長くお墓参りに行っていませんでした。 別に行けなかったわけではなく、ただお墓が山の上にありきつい階段を登ってまでして行くのが面倒でお墓参りに行こうという気がしなかったのです。 ですが、最近になって私は今までお墓参りに行かなかった自分に腹を立てています。 自分に対して愛情を注いでくれていた人をもうこの世にはいないとはいえ、ないがしろにしてきたのではないのかと感じるようになりました。それにはあるきっかけがありました。 私の家の近くには墓地があり、そこに彼岸の時期になるとお花を添えにやってくる人がいます。それ自体はよく見かける光景ですが、私は驚くべき瞬間を偶然見てしまったのです。 それは、ある人が自分の家のお墓に花を添えて、線香に火をつけて拝んだ後にそのまま帰るのかと思っていたのですが、長い間誰もお墓参りに来ていないであろうお墓にお供え物をして拝んで帰っていったのです。 それを見て、私は自分の家の墓すらお墓参りをしないような冷酷な人間なのかと感じてしまい、それ以降は彼岸の日にはお墓参りに行く事にしています。
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お墓参りの体験談
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